電源オプションを変更してパフォーマンスを向上させる
ご依頼いただく中には、故障しているわけでもないですが動作が遅いという内容も多くございます。負荷のかかるソフトを使う時に遅い場合は元々のパソコン性能が劣っている可能性もございますが、インターネットの検索やなんでもないファイル操作をするだけでも遅いという場合は、設定調整で改善することもございます。今回ご紹介するのは動作改善ができる可能性がある1つの方法です。参考になれば幸いです。
電源オプションの設定を変更する
はじめに、「コントロールパネル」を開きます。開く方法は複数ありますが、ショートカットアイコンが非表示の場合は、検索窓で「control」と入力していくと候補にコントロールパネルが表示されるのでクリックします。
検索窓も非表示にしている場合は、「Windowsマーク」+「R」を推して”ファイル名を指定して実行”のウィンドウを表示させます。そして「control」で検索すれば表示させることが可能です。
スタートボタンから開く場合はWindowsシステムツールの中にあるコントロールパネルをクリックします。
コントロールパネルを開いたら、「システムとセキュリティ」を選択します。
次に、「電源オプション」を選択します。
なお、コントロールパネルを開いた際、表示方法が「小さいアイコン」もしくは「大きいアイコン」になっている場合は、既に一覧の中に「電源オプション」が表示されているのでそのままクリックすれば問題ありません。
電源オプションを開いたら画面左に表示されている「電源プランの作成」をクリックします。
電源プランの作成では、3つの中から基準を選択します。今回はパフォーマンスを優先したいので「高パフォーマンス」を選択します。下に表示されているプラン名は自由に決めることができますので、今回はそのまま”高パフォーマンス”としておきます。
次に、ディスプレイの電源が切れるまでの時間とスリープになるまでの時間を調整します。お好みに調整して作成をクリックします。
これで高パフォーマンスの電源プランが作成できました。電気代やバッテリー駆動時間を気にしないのであれば、こちらのプランにしておくことで簡単に性能重視に変更することが可能です。一部機種については初めから高パフォーマンスが表示されていることもあるので、その場合はラジオボタンで高パフォーマンスを選択すればすぐに変更できます。
なお、ノートパソコンの場合は画面の明るさも最大まで明るくなるので注意です。
用途にあった設定変更で快適にする
今回は割愛いたしますが、詳細な電源設定の変更という項目からより細かい設定変更を行うことも可能です。電源プランの作成は基準を選択しているだけなので、基準から微調整して好みの設定にするのもよいでしょう。
今回ご紹介した電源オプションの設定以外にも動作改善のための手段はございます。しかしながら、どの設定作業で改善するかは環境次第なので、使用するソフトウェアや用途に合わせて変更が必要です。故障・トラブル以外にも今回のような設定変更のサポートも行いますので、パフォーマンスを向上させたいとお考えのお客様はドクター・ホームネット 名古屋店までお気軽にご相談くださいませ。
このブログを書いた店長の店舗情報
PCホスピタル 名古屋店
連絡先
所在地
〒461-0033 愛知県名古屋市東区大松町5-2 林レジデンス 1F
大きな地図で見る