今回は液晶が真っ暗で何も出力されないAcerノートPC SF313-51-A34Q/Fの修理をご依頼いただきました。外部出力は正常にできていることが確認できましたので、液晶交換を実施しました。少し特殊な手順でしたので紹介していきたいと思います。
Acer SF313-51-A34Q/Fの液晶パネル分解
どの機種にも言えることですが、液晶交換を行う際は必ずACアダプターやバッテリーを取り外してから行うようにしましょう。Acer SF313-51-A34Q/Fのバッテリは内蔵バッテリーですが、ボトムカバーのネジを全て外すことで簡単に分解することができました。注意点としては中央保守シール下に隠しネジがあるので注意しましょう。
Acer SF313-51-A34Q/Fのベゼルを取り外していきます。ベゼルは全て粘着テープで固定されているため、左図のようにプラスチック製のヘラやピックなどを使用し丁寧に剥がしていきます。この際無理に力を入れてしまうと、変形や割れてしまうので注意しましょう。
特にネジなどは無いのでベゼルを1周回すように剥がしていきます。なお元に戻す際に精密機器用の粘着テープが必要になります。
ベゼルを取り外すと液晶パネルが見えてきます。液晶パネルも粘着テープで固定してあります。両端の下部に粘着テープの端が出ているため、下方向へ指で引っ張り剥がしていきます。
すると簡単にテープがはがれていき、液晶パネルをトップカバーから剥がすことができます。
液晶を交換して正常表示を確認
液晶を交換し、粘着テープで固定していきます。粘着テープを張る際にカメラのレンズにかかったりしないように丁寧に張り付けていきます。
ベゼルを貼り付けバッテリーを元に戻し作業完了です。ベゼルも全て粘着テープでの固定されている珍しい機種でしたが、分解しやすく交換は比較的やさしい機種でした。
液晶交換の際はぜひドクター・ホームネットにご依頼ください。
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