インターネットブラウザを開くと普段はGoogleなどが表示されるのに「このページには問題があります」とエラーが出たことはないでしょうか。
今回はインターネットにつながらないというご依頼にて症状を見るために、ブラウザを開くと「このページには問題があります」と言ったエラーが表示されたトラブルについてのご説明です。
目次
「このページには問題があります」の実際の表示
インターネットブラウザのエラーにはいくつかの種類があり、このメッセージは中々見ることがございません。
原因を探していく
通常セキュリティー的な要因であったりパソコンの時間がずれていたり、インターネットのエラーには様々な要因があるのですが今回は一通り試しても一向に改善が見受けられませんでした。
ここで手っ取り早く見切りをつけるために検証用のHDDを使いWindows 10をクリーンインストール（何も入っていないWindowsの綺麗な状態）した環境で試したところ症状は改善されませんでした。
この手のエラーは大抵がシステム要因なのですがまさかハード（部品）が要因の可能性が出てきました。
インターネットブラウザのエラーが部品によるものとは思いもしないのでどこから特定に入るか迷いましたが、この際最小構成で試してみようと思い別なM/B（メインの基盤）、別なメモリー、別なSSD、別な電源ユニット、OSはクリーンインストールという状況で検証を続けた結果・・・
CPU不良が原因かもしれない
症状は改善されず再発、ということは元のパソコンから使用している部品はCPUのみとなりCPU不良の可能性が濃厚となりました。
CPUを交換すると症状が改善
検証用のCPUを何とか用意し、交換したところ症状は改善され元のパソコンでCPUのみ交換しても同じく症状は改善され、結果CPUが原因と診断を出しました。
今回の件で今までの経験からシステムの要因と安易に決めていた固定概念は捨てなければいけないなと思い、また1つ勉強になりました。
個人で特定するには検証用などの部品がかなり必要となってくるので、皆さんも原因不明なトラブルは是非ドクター・ホームネットへご依頼をください。
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