皆さま、こんにちは。
ドクター・ホームネット 仙台愛宕橋店の酒井です。
今回は悪質な「偽警告アラート」について紹介いたします。
まずはこちらの画面をご覧ください。
インターネットを楽しんでいたら、急にこんな画面が出てきた・・・
これは、全くの「偽」警告アラートです!
目次
エラー #0xC004FC03Cの偽警告アラートの特徴
今回のアラートの特徴ですが、
- 激しい警告音
- マウスポインタ(矢印)が勝手に動く
- 電話番号の記載があり、電話をかけるよう促している
このような特徴があり、詐欺の警告ですので気にせず画面を閉じましょう
さて、ここで慌てて電話をかけてしまった場合、どうなるのでしょうか?
こちらの画像をご覧ください。
電話をかけると、カタコトの日本語を話す事例が多いようですね。
そして上記の画面に遷移し、6桁のコードを言い渡されます。
それを枠内に入力するよう促されますが・・・
言われるとおりに進めていってしまうと、リモートで相手側で勝手に操作ができるようになってしまいます・・・!
ここで「怪しい」と思えれば、すぐに切断する必要があります。
さて、万が一ですが遠隔で操作ができるようになった場合、何をされるのでしょうか?
被害が発生する手順
事例として報告が上がっている被害手順は、
- 支払方法としてGoogle Playギフトカードを指定される
- 最寄りのコンビニに買いに行くよう指示される
- 買ってきたGoogle Playギフトカードの写真をパソコン付属のカメラで撮影
- 遠隔操作でその画像を抜き取られる
というものです。このやり口は、同様の手口としてはかなり巧妙に考えられています。
というのも、勝手に遠隔操作をするわけではなく、ユーザー側の意思で接続するよう促している点があげられます。
ユーザーに不安を煽り立て、「言うとおりにしなければ」と思わせ、接続を許可させるのです。
「勝手に遠隔操作された」のではなく、「自らの意思により遠隔サポートをしてもらった」という解釈となり、不正アクセスに該当しない可能性があるのです。
エラー表示の対応策
このような画面に遭遇してしまったら、言われるとおりに行動する前に一度しっかり考える必要があります。
「本当にパソコンに重大なエラーが生じているのか」
「そもそも警告画面自体が詐欺なのではないか」
実際に遭遇した場合、上記でも紹介しているとおりけたたましいエラー音が鳴ります。
一瞬びっくりしてしまうかもしれませんが、そこで冷静になれるかどうかにかかっています・・・!
ことなきを得た場合でも、セキュリティー面で不安があればしっかり対策ができているかご確認ください。
どうしても不安がぬぐい切れない時は、まずは当店にご相談いただければと思います。