今回は液晶パネルに衝撃を与えてしまい破損させてしまったノートパソコンの修理報告です。映像の一部が薄っすら表示されており、Windowsは起動していることは確認できました。液晶パネルを交換して故障前の状態にします。
PC-NS310RAW-E3の液晶パネル交換
液晶パネルは破損していますがHDMIケーブルで別モニターに接続しWindowsは起動していることを確認しました。液晶パネルを交換していきます。
多くの機種は液晶フレーム(ベゼル)を取り外して液晶パネルの交換を行いますが、今回のPC-NS310RAW-E3を含む特定機種はフレームの上にカバーがあるため、強引に取り外そうとすると取り付けできなくなります。このフレームを取り外すために通常よりも手順を踏んで分解を行います。
はじめに、本体裏のカバーを開けるためネジ(黄色の〇)を取り外します。数は多いですが外し忘れがないように確認しながら対応します。
一部のネジを外せば光学ドライブを抜き取ることができます。カバーを開けるためには必ず取り外しが必要です。
カバーを取り外した状態です。続いてバッテリーを取り外します。
※因みに、こちらの機種はSSD搭載機種のため写真左下のHDD取り付け部には何もありません。
バッテリー自体の取り外しは行わず接続ケーブルのみ取り外します。断線しないように慎重に対応します。
※バッテリーの取り外しを行わずに液晶パネルを交換すると故障する可能性があるので注意です。
次に、無線LANアダプターのアンテナケーブル、液晶ケーブル、左右上部のネジ(黄色の〇)を取り外します。アンテナケーブルは黒と灰色のケーブルがあり、後で元に戻せるように写真に撮っておきます。これらを取り外し液晶部と本体部を引き離します。
写真が取り外した液晶部です。ここから冒頭でご説明いたしました液晶フレーム上のカバーを取り外します。爪で固定されていますが方法が分かっていればキレイに取り外しが可能です。
矢印の通り、カバー全体を右側にスライドさせます。少し力が必要ですが一か所に集中させず全体に少しずつ力を加えて取り外します。
もう少しです。カバーが取り外せたらフレームも取り外しできます。完了後、液晶パネルを固定している上部のネジ(黄色の〇)を取り外します。
液晶パネル裏に本体部と接続しているケーブルがあるので取り外します。
最後です。骨組みと液晶パネルが強力な両面テープで固定されています。温めて取り外すタイプもありますが、今回の場合は両面テープを剥がすための部分が設けられています。写真の赤枠で囲っている黒のテープは両面テープと繋がっており、うまく引っ張るとキレイに剥がすことができます。
少々コツが必要ですが、液晶パネルとできる限り平行にして横に引っ張ります。手繰り寄せるように、剥がれる位置に合わせて少しずつ上にも引っ張りながら両面テープを剥がします。反対側も同じ方法で取り外し可能です。取り外すことができれば新しいパネルを逆順に取り付けていきます。
PC-NS310RAW-E3の液晶パネル交換完了
無事に液晶パネルの交換を行うことができました。液晶パネルも手配後すぐに到着したため比較的早めに交換できています。
液晶パネルについては交換可能な機種が多いです。「画面が薄暗い」、「割れてしまった」、「線が表示されている」など、液晶パネルの交換で改善する内容は様々なので、画面の表示でお困りの際は当社までお気軽にご相談くださいませ。
パソコンの液晶割れはPCホスピタルにお任せください
修理対応 | 出張/持込/宅配 |
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対応エリア | 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国15店舗/宅配修理は全国47都道府県 |
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作業料金 | 液晶割れ・画面に線が入っている等の修理は16,500円~から |
「液晶が割れてしまった」の修理実績
dynabook G6 P2G6VBBLの液晶パネル割れ対応
dynabook G6 P2G6VBBLの液晶パネル割れトラブル対応を行ないました。
続きを見るご依頼いただいたお客さまの情報
都道府県 | 愛知県 | 市区町村 | 岡崎市 | 年齢 | 20代 | 性別 | 男性 |
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※上記以外の地域にお住まいの方でもサポートサービスをご利用いただけます。
今回のサポートをおこなった店舗の情報
PCホスピタル 名古屋店
連絡先
所在地
〒461-0033 愛知県名古屋市東区大松町5-2 林レジデンス 1F
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