こんにちは、ドクター・ホームネット 大阪吹田店の田中です。
増設したメモリーの容量が認識されていても、使用可能として表示されてる容量が少なくなっている場合があります。
今回はメモリー容量の確認方法や容量が少なく表示される原因と対策等をご説明いたします。
目次
まずは増設後に使用可能なメモリー容量を確認
メモリー増設後はメモリー容量を確認する2つの方法でまず確認をいたします。
設定で表示されてるメモリー容量を確認する

下記手順でメモリー容量を確認できます
- まずはスタートメニューから設定を開きます。
- その後システムの項目から一番下のバージョン情報を開きます。
- 実装 RAMの右欄の()内が実際使用可能な容量です。
増設した容量より少なければ認識されてないことになります。
タスクマネージャーに表示されてるメモリー容量を確認
タスクマネージャーにも使用可能なメモリー容量が表示されています。
下記手順で確認いたします。
- 画面左下の検索ボックスに「タスクマネージャー」と入力
- 検索結果からコントロールパネルのタスクマネージャーを選択
- タスクマネージャーのパフォーマンスタブを選択
- メモリを選択するとタスクマネージャー内の右上に使用可能なメモリー容量の確認ができます
こちらも増設した容量より少なければ認識されてないことになります。
増設したメモリー容量が認識されてないときの確認箇所及び対処法
増設したメモリー容量が使用可能になってない、認識されてないときに確認すべき点と対処法が複数あるのでご説明をいたします。
差込口の設置状況
メモリーを増やしたはずなのに増えていない!?・・・といった場合は接触不良の可能性があるので、まず差込口の確認を行ないましょう!
キチッとマザーボードのスロットの奥まで入ってない場合や斜めに差し込まれている場合はうまく認識ができていない可能性があります。
このエラーはWindows、Macどちらのパソコンでも起こりえます。

その場合は一旦メモリーを完全に外して差し直したのちに再起動を行ない、認識されているかどうか確認してください。
パソコンのメモリーの対応規格
メモリーは大きくわけると下記の規格があります。
メモリーの規格一覧
- DDR SDRAM
- DDR2 SDRAM
- DDR3 SDRAM
- DDR4 SDRAM
パソコンによっては一部規格に対応してない場合があります。
パソコンメーカー公式サイトを確認すると対応可否がわかる可能性が高いです。
また、複数の規格のメモリーを混在して使用することも基本的にはできません。
OSのメモリー容量上限
OSには32ビット版、64ビット版の2つがあります。
それぞれ使用可能なメモリーの容量に差があります。
32ビット
~4GB
64ビット
~2TB
32ビットの場合、4GB以上設置しても認識されないので、4GB以上でパソコンを使用したい場合は64ビットへの変更が必要です。
BIOSのバージョン
パソコンによってはBIOSが古いままで、最新メモリーの規格に対応してない場合もあります。
その場合はBIOSを最新のバージョンにして認識されるか確認が必要です。
また、BIOSをリセットすると認識される場合もあります。
メモリー自体の故障
メモリーは精密機器なので何かのきっかけで表面、裏面に物理的な衝撃を与えてしまい、故障してしまうケースもあります。
故障及び破損で使用できない場合はメモリーを交換いたします。
ブート詳細オプションの画面で最大メモリーを確認
1.画面左下の検索から『msconfig』と打ち込み、システム構成を表示させます。
2.ブートタブから詳細オプションを開きます。

3.ブート詳細オプションの画面で最大メモリーを確認。

4.最大メモリーにチェックを入れて、メモリー増設後の容量まで上限を上げます。
各対処を実施後、再起動してメモリー容量の表示を確認

これまでご説明した対応を行い、パソコンを再起動後に再度設定画面やタスクマネージャーで増設分のメモリー容量が表示されていれば確認完了です
メモリーの増設、その他パソコンのことでお困りの際はぜひ当店までご相談ください!
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