NECのノートPCのデータ復旧なら横浜六角橋店にお任せください

水没したPCから内蔵ハードディスクを取り出し、データ復旧作業を行いました。

今回のトラブルはPCに液体をこぼしてしまい、起動しないということでご依頼いただきました。水没の場合は、交換修理が高額でご案内することが数多くあります。理由としては、分解した際に液体が付着した箇所は基本的に全て交換する必要があるからです。特に電源が入らないといったケースの場合はメイン基板のほかにCPUやメモリー、バッテリーといった部品が交換対象になります。

PCに大事なデータが入っているということで、今回は内蔵ハードディスクを取り出してデータ復旧を行っていきます。

さっそく、PCの分解を行っていきます。内蔵ハードディスクは画像で出ているキーボードの下にあります。さっそくキーボードの取り外しをしていきます。

PCを裏返し、バッテリーを取り外します。バッテリーを外さないと帯電していることがあり、その影響で内部ショートを引き起こす可能性があるので忘れずに外しましょう。その後、黄色の丸で囲った箇所のネジをドライバーを使って外していきます。

キーボード周りを薄いプラカードや筐体を傷つけないヘラなど使ってツメを外していきます。取り外す際は黄色い丸で囲った部分に気を付けましょう。キーボードとメイン基板を接続するケーブルがあり、無理に引っ張ると断線してしまいます。ケーブルを抜いてからキーボードを取り外します。

キーボードを取り外すと筐体のちょうどまんなかに内蔵ハードディスクが見えるようになります。黄色い丸で囲ったネジを取り外してカバーごと内蔵ハードディスクを取り出します。

カバーを外した際の写真がこちらです。今回は液体がカバーのおかげで内蔵ハードディスクまで浸食されていないため、幸いにもデータの復旧ができました。

パソコンに誤って水などこぼしてしまってパソコンが起動しなくなったというご依頼も月に数回あるときもございます。こういったトラブルを防ぐために日ごろから大事なデータのバックアップを取られることをおすすめいたします。また、万が一起動しないということがあっても今回の作業のようにデータが復旧できることもありますので、パソコンが起動しなくて諦めている方は是非、当店へご連絡いただければと思います。

「データの復旧・バックアップ」の修理実績

投稿日：2024年08月31日

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