メールの送受信ができないなら横浜六角橋店にお任せください

Outlookのエラー番号は多岐に渡りますが、エラー番号から解決方法が判明することがありますので、今回は0x8004010Fの一例をご案内いたします。

何度か当店をご利用いただいているお客さまより「メールができなくなった」とのことでコールセンターに連絡が入り、実際に訪問対応いたしました。

0x8004010Fエラーが発生する原因とメールと対処方法

原因はたくさんありますが、内容としてはデータが見当たらない時に発生します。

主な原因は5つ

エラーにより、データが見当たらない主な原因の一覧になります。

• データを保存しているファイルの場所が変更された
• データ自体が削除された
• データ自体が壊れている
• プロファイル設定データが壊れている
• Outlook のアカウント設定とデータファイルに不整合が発生

対処方法

エラーにより、データが見当たらないときのファイルの探し方や再設定方法は下記となります。

ドキュメントフォルダを確認

1. ドキュメントフォルダを開く
2. Outlookファイルのフォルダを開く
3. ファイルの種類に「Outlookデータファイル」が記載されたものがあるか確認

フォルダを検索

1. 「PC」もしくは「マイコンピューター」フォルダを開く
2. 「.pst」で検索

ファイルの再設定

1. 「コントロールパネル」を開きます
2. 「表示方法」を「カテゴリ」に変更
3. 「ユーザーアカウント」をクリック、「Mail」をクリック
4. 「プロファイルの表示」をクリックし、「追加」をクリック
5. プロファイル名に希望の文字を入力
6. アカウントの追加設定を進めます
7. 「新しいメッセージの配信先」で「既存のOutlookデータファイル」を選択
8. pstファイルを選択
9. 「常に使用するプロファイル」に上記のファイルを選択
10. Outlookを再起動

今回ご依頼の0x8004010Fエラーを診断いたします

ご依頼いただいた0x8004010Fエラーの診断を進めていきます。

「エラー（0x8004010F）が報告されました：Outlook データファイルにアクセスできません。」というメッセージが表示され、お客さまのご申告通りOutlookでのメッセージ送受信ができなくなっておりました。

今回のようなトラブルでエラー番号を覚えるのは難しいと思いますので、Outlookのデータファイルにアクセスできない理由を考えた方が早いと思います。

まずは、Outlookの設定が間違いないか確認しましょう。

お客さまのメールアドレスを使って送信データや受信データ、アドレス帳データはメッセージの配信場所に蓄積されていきます。

今回はその配信場所が空白になっていますね。エラーの原因はこの部分が空白になっていることかと思われます。

メッセージの配信場所というのは本来、Outlookの新規設定時に自動で作成されます。最近のPCはドキュメント内にOutlookファイルフォルダが入っていることが多いです。

思った通り、OutlookファイルにOutlookデータであるPSTファイルがございませんでした。PC内をくまなく探したところ、なんとかデータを発見！データを元の場所に戻して再度設定いたします。

メールメッセージの受信中が始まりました！

実際に作業を行った後の写真がこちらです。

しっかり受信トレイに今まで受信されなかったメールが届きましてお客さまに喜んでいただけました。

Outlookのエラー内容は多岐に渡ることと説明しましたが、設定をしっかり見直すことで解決に導くことも多くあります。

設定を見てもエラーが消えないということもありますので、ご自身で解決が難しい場合は当店へご依頼ください。

「メールの設定」の修理実績

投稿日：2024年12月02日

NECノートPC（Windows 8.1）のOutlook 2013からThunderBirdへのメールデータ移行

今回ご紹介するのはOutlook 2013が使用不可になってしまった代わりに、ThunderBirdへの設定及びデータ移行を行った事例です。

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