今回は郵送にて通電しないデスクトップパソコンの修理を行いました。ゲーム用のBTOパソコンなのでグラフィックボードはもちろんのことNvmeSSD搭載で高性能です。しかしながら電源が入らないとその機能も発揮できません。通電しない原因を特定し、起動できるように修理します。
目次
通電しない原因はマザーボード
電源が入らない原因を特定します。電源スイッチを押しても全く反応しない状態ですが、電源ユニット・マザーボード・CPU・電源スイッチ(もしくはケーブル)のいずれかの部品故障が考えられます。電源ユニットを交換しましたが改善せず、その状態でフロントパネルコネクタの電源スイッチ部にテスト用の簡易スイッチを取り付けましたがやはり起動しません。ここまで切り分けすると残りはマザーボード・CPUのどちらかですが、マザーボードの可能性が高いのでひとまず試しにマザーボード以外のパーツはそのままでマザーボードを交換してみると通電しました。原因はマザーボードです。ということでマザーボードの交換にとりかかります。
交換するマザーボードの選定
故障したのはMSI製のZ390-S01というマザーボードです。こちらはOEMマザーボードなので市販されているものではありません。分かりやすく言えばパソコン販売店様専用マザーボードですね。修理対象のBTOパソコンはユニットコム製のためこのマザーボードが搭載されていたようです。そのため取り付けられているCPUがそのまま使用できるようにチップセットを合わせ、グレードアップをご希望ではなかったので同等品を選定します。今回は同じMSI製のZ390 GAMING PLUSを取り付けることにします。元のマザーボードと比べると赤色のデザインがオシャレですね。ケースファンの取り付け数、CPUクーラーの干渉、グラフィックボードの取り付け可否、全て問題無しです。
ケースに取り付ける前に最小構成で起動確認を行います。最小構成とはモニターへ出力可能な状態にするために最小限必要なパーツのみで動作させることを指します。CPU(+クーラー)・マザーボード・メモリ・電源ユニットがあればモニターへの出力は可能です。
※CPUにグラフィック機能が無い場合は+グラフィックボードの取り付けが必要です。
無事に起動したので取り付けを行います。
マザーボード交換完了!
無事にデータや設定そのまま、各種パーツも全て載せ替えて起動できる状態になりました。Windows10のライセンスについてはマイクロソフトアカウントを使用し認証できています。インターネット接続、動作速度のテストを行い異常無し、簡易清掃を行い郵送でご返却いたしました。
BTOパソコン、自作パソコンはメーカー製よりも拡張性があるため、部品の交換や増設で性能を上げることは様々な方法で可能です。
「性能を上げたい!…と言っても何をどうすれば?」
何をするために性能を上げたいのか、今のパーツは何を使用しているのか、お客様によって見るポイントは異なるため診断およびヒアリングさせていただき最適な提案を行います。お気軽にご相談ください。
パソコンが起動しない時はPCホスピタルにお任せください
修理対応 | 出張/持込/宅配 |
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対応エリア | 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国15店舗/宅配修理は全国47都道府県 |
実績 | 年間10万件以上サポートの実績。様々なメーカー製パソコンの修理実績を当サイト掲載中 |
作業料金 | 起動しないパソコン修理は22,000円~から |
「電源が落ちる・入らない」の修理実績
デスクトップパソコンの電源が入らない不具合の修理を行いました
デスクトップパソコンの電源が入らない不具合で出張修理のご依頼をいただきましたので詳細をご紹介いたします。
続きを見るご依頼いただいたお客さまの情報
都道府県 | 三重県 | 市区町村 | 南牟婁郡紀宝町 | 年齢 | 不明 | 性別 | 男性 |
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※上記以外の地域にお住まいの方でもサポートサービスをご利用いただけます。
今回のサポートをおこなった店舗の情報
PCホスピタル 名古屋店
連絡先
所在地
〒461-0033 愛知県名古屋市東区大松町5-2 林レジデンス 1F
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