2014年にサービスが終了したOSのWindows XP。今でも根強い人気で使用されている方も珍しくないです。人気を博したOSのため、Windows XPでなければ動かないソフト、アプリケーションも多数あるようです。
またしばらくパソコンを使用していなかったが、コロナウイルスの影響で最近またパソコンを使用し始めた方々も多数いらっしゃいます。ご相談いただいた内容を元に、少し振り返ってみたいと思います。
目次
Windows XPのパソコンでインターネットが閲覧できない
久しぶりにパソコンを起動してインターネットを閲覧しようとすると、ホームページが閲覧できないというご相談をいただくことが多いです。
2020年現在Windows XPでインターネットを閲覧すると左図のようになります。
Windows XPではInternet Explorer 8までしかバージョンアップできないため、ほとんどのサイトが閲覧できない状態です。
Internet Explorer以外のFire Fox、Google Chrome、Operaなどのブラウザも同様に最新バージョンが導入できません。
つまりWindows XPでは2020年現在、インターネットの閲覧がほぼ不可能な状態になっています。
Windows XPのパソコンが起動しない・正常に動作しない
久しぶりに起動すると正常に動かない、起動しないというご相談も多数いただきます。多くの場合は部品が故障してしまっており、部品交換が必要になります。
パソコンの修理は通常、部品交換による交換修理が主になります。メーカー製パソコンなど通常、部品交換による交換修理が主になります。メーカー製は発売からおおよそ5年が部品保持期限です。Windows XPのパソコンは発売から年数が経過しており、部品の入手が難しく部品が破損している場合は修理が難しい場合もあります。
部品入手が難しい場合の修理方法
同型のパソコンをお持ちの場合、また当店で手配が可能な場合部品取りにて修理が可能でございます。正常に動作するパーツさえあれば修理可能でございますので、高額なライセンスのソフトを使用しているWindows XPのパソコンが故障してしまった場合など諦める前にまずはご相談くださいませ。
余談:Windows XPで有効だったパソコンの動作を改善するデフラグは今でも有効なのか
お客さまからのご質問で多いのが、昔はデフラグを行い動作の改善を図っていたが今でも有効かというご質問です。デフラグとは簡潔に説明すると断片的に保存されているデータを整頓し、アクセス速度の改善を図る方法です。
結論から申し上げますと、最近では手動でデフラグを行うことはほとんどございません。理由は大きく分けて2つあります。
- Windows 10ではデフラグはスケジュール化されている
- SSD搭載のパソコンにおいてデフラグは意味を成さない
Windows 10は自動でデフラグを行ってくれるように設定してあります。つまり手動で行わなくても裏で勝手に最適化してくれるわけです。
また最近ではSSD搭載モデルのパソコンが非常に増えてきています。SSDは読み込みでヘッドの位置の移動がないため、デフラグを行う意味はほとんどございません。
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