皆さまこんにちは。
広島店の酒井です。
今回は急に電源が入らなくなったというご依頼と、その際におこなった処置について紹介いたします。
パソコンを使っていると比較的良くある症状です。
今回訪問時には、やはり通電しない症状でした。
また、かなり古い機種であることから、データの取り出しやパソコンのお買い替えの提案もしましたが、どうしてもこの場で元通りに、、、というのがお客さまのご要望でした。
こういうケースでまず疑うべきは、「帯電」と呼ばれる状態です。
パソコン内部に溜まってしまった不要な電気により、こういった症状が起こりえます。
そしてそれを解決に導くためにバッテリーを外す必要がありますが、今回の機種は完全に内蔵型バッテリーですので分解が必要になりました。
このように、裏蓋側の目に見える部分だけネジを外したとしても、外れてくれるのはメインメモリーにのみアクセスできるカバーだけです。
隠しネジになっていますので、それぞれ保護剤が詰められている部分のネジを外していきます。
その後キーボードユニットが外れる仕組みになっています。
ここまで外れたらもう一息です。
慎重にケースの蓋自体を少しずつ外していきます。
古ければ古いほどこの作業は慎重さが必要になります。
一気に外してしまおうと力を加えてしまうと、固定している爪自体が折れたり割れてしまいます。
ようやく基盤がお目見えしました。
真ん中にハードディスクがあり、それを跨ぐように左右にバッテリーが伸びています。
慎重にネジを外し、バッテリーも完全に取り外します。
ようやくバッテリーが基盤から外れました。
この状態でやっと放電ができる状態になります。
CMOS電池も外し、しばらく放置の状態から元通り組付けをおこなっていきます。
ここまでの作業を逆に進めることで完全に元通りの状態に戻すことが可能です。
念のため軽く吹き掃除をしながら、すべて元に戻していきます。
そして、いよいよ電源投入です。
無事に通電してくれました。
またWindowsも正常に起動し、問題なく使用できる状態になりました。
念のため、ハードディスクの簡易検査も実施し、かなり古い機種であるにもかかわらずエラーの無いことも確認ができました。
ただし長年使用されてきている機種ですので、バッテリーの消耗やマザーボードの劣化は否めません。
いつまでも使用できるわけではなく、この状態で一刻も早くデータの救出をしていただき、お買い替えも検討したほうがいいことをお伝えいたしました。
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デスクトップパソコンの電源が入らない不具合の修理を行いました
デスクトップパソコンの電源が入らない不具合で出張修理のご依頼をいただきましたので詳細をご紹介いたします。
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| 都道府県 | 愛知県 | 市区町村 | 碧南市 | 年齢 | 40代 | 性別 | 男性 |
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今回のサポートをおこなった店舗の情報
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〒461-0033 愛知県名古屋市東区大松町5-2 林レジデンス 1F
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