特定の機種のトラブル事例にはなりますが、今回のトラブルは弊社への問い合わせもかなりありました。
具体的には、2月に行われたWindowsUpdateを適用すると次の画像のような画面になってしまうという不具合です。

まるで液晶が割れたかのような状態に…。
今まで使えていたのに、突如このようになってしまうと驚いてひっくり返ってしまいますよね。
WindowsUpdateによりグラフィックドライバーが不具合を起こしてしまったようです。
そもそもドライバーって何だろうって思われる方が多いと思います。
簡単に言い表してしまうと、パソコンが各種部品を扱うための取扱説明書のようなものです。
パソコンは頭がよく何でもできてしまう凄い機械ですが、最初はただの鉄の箱なのです。
ドライバーという説明書を入れることにより、スピーカーの使い方や画面の表示の仕方を制御できるようになります。
今回はその説明書がおかしくなってしまったので、パソコンがディスプレイ表示の使い方が分からなくなり異常な画面表示になってしまった、という訳ですね。
となると、正しく表示するには正しい説明書が必要になります。
作業手順としてはおかしくなってしまった説明書を破棄し、新しい説明書を入れるということになります。

この写真のディスプレイアダプターIntel(R)UHD Graphics 610が今回の作業対象であるグラフィックドライバーとなります。
既に画面がちゃんと表示されていることに違和感を覚えた方も多いと思いますが、今回のトラブルはセーフモードだと症状が出ないことが多いです。
右クリック→アンインストール→再起動を実施したところ、

綺麗に映ってくれました。
念のため、各種プログラムを最新の状態へアップデートし、動作チェックをし問題無かったので、お客さまへお届けしお喜びの声をいただきました。
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