今回はASUSのX550CというノートPCのキーボード交換について記載いたします。
ノートPCのキーボード交換もいくつかパターンがあるのですが、キーボード部分のみくり抜くように交換できるものと、パームレスト（画面を開いた時のキーボード側全体）ごと交換しないといけない場合があります。
今回、水をこぼしてしまってから効かないキーがいくつかあるとのご申告でした。
よくお客様にこのキーとこのキーが効かないからそこを交換してほしいとご依頼いただくことがあるのですが、ノートPCのキーボードは中で全て繋がっており、キーごとの交換は基本的にできないので、全体の交換となります。
今回効かないというキーボードが台湾で購入されたモデルで台湾キーボードだったのですが、残念ながらこちらのパーツは入手ができなかったため、日本語キーボードにて代用することになりました。
まずパームレストごと分解、このパームレストに電源、タッチパネル、各種ケーブルがついているのでこれらを新しいパームレストに移植します。
このモデルはパームレストにキーボードがリベット止めされているので、キーボード付きパームレストというような感じのパーツになっておりました。
肝心のパームレスト裏側の写真を撮り忘れてしまいました、、、すみません。またの機会に。
移植後、本体に取り付け、動作確認、正常通り動作しましたので納品をいたしました。
こういった専用パーツは在庫としては置いておりませんので、都度お預かりの上、発注しております。
参考までに今回のケースではお預かりから修理完了まで5日間でした。
キーボード不良もパーツ交換で治ることがほとんどですが、中には基盤側で異常が発生しているケースなどもあり、修理困難となる場合もあります。
PC作業中はコップなどの取り扱いに注意して水濡れさせないようにしてくださいね(^_-)
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