Windowsは定期的にインターネット上から更新プログラムを取得し、不具合の修正やセキュリティ更新を行います。その中でも大型アップデートというものが存在し、Windows10に関して言えば大まかなバージョンが存在しています。
Windows10が最新であることはご存知かと思いますが、正確にはWindows10初期のバージョン(ビルド1803以下)については既にサポートが終了しているためリスクが伴います。通常であれば自動更新のため何かを行う必要は無いのですが、今回は自動更新が失敗してしまうと言う内容で店舗にお持ち込みいただきました。使用頻度が少ないとご申告いただいている中で発生しているトラブルです。何が原因なのか調べていきます。
目次
Windows アップデートの種類
Windows アップデートには主に3種類あります。
- Feature Update:機能の追加がメインのアップデートで、MR対応、コルタナの強化などが行われました。
- Quality Update:軽微なアップデートをまとめたもので、セキュリティ対策や不具合の修正など、Windowsの細部を洗練させていくものです。
- Security Update:不定のセキュリティに特化した更新プログラムです。
Windowsアップデートによって引き起こされる主なトラブル
Windowsアップデートはシステムそのものを書き換える更新であるので影響を受ける範囲は多岐に渡ります。世界中の無数の企業にって開発されるあらゆるパソコンすべてにどんなトラブルも起きないように更新するといったことは現実的には不可能です。
トラブルに陥ると困ってしまいますが、機能改善やセキュリティの強化などユーザーにとって有益なものであるのでアップデートは理由がない限りは適用しましょう。
トラブルや不具合が起きた時にWindowsアップデートで発生する、よくある症状を知っておくことで早期のトラブル解決につなげることができます。
- 今まで使えていたプリンターなどの周辺機器が動かない。
- マウスやキーボードが動かなくなったり設定がリセットされている。
- 無線LANが認識されずインターネットが繋がらない。
- 電源を入れても画面がくらいままで先に進まない。
- 青いエラー画面が表示され、修復もうまくいかない。
- 画面が固まったまま正常に起動しない。
- フリーズして操作が効かなくなったりプチフリーズが頻発する。
- 保存してあるはずのファイルが消失する。
- 今まで使えていたアプリケーションが動かなくなる。
- そもそもアップデートが途中で停止して先に進まない。
- ログイン時にWindows Helloの顔認証が使えなくなる。
使用頻度は少なめ?ビルドアップデートが失敗する原因とは
Windows更新プログラムの履歴を確認すると何度もWindows 10のバージョン1903の更新に失敗していました。お客様によると当社でパソコンを購入いただいた後しばらく使用しておらず、今年の春頃から本格的に使い始めたものの更新が毎回失敗するとのことでした。自動更新時のみ失敗している可能性がございましたので手動でビルドアップデートを行ってみます。
Windows 10の最新ビルドについてはWebからダウンロードすることができます。事前にUSBメモリに書き込んでおいたメディアを用いて手動で更新を試みます。
しかし・・・
更新は失敗しました。エラーコードは0xC1900101 – 0x30018です。エラーコードから原因を調べてみたところ、ドライバに問題がある可能性が出てきました。
ドライバを確認してみます。特に問題が発生している項目はありませんでした。しかしながら、今回のパソコンはしばらく使用されていなかったパソコンです。ドライバが古いことが原因である可能性があるため、Intel製ドライバを優先的に可能な限りドライバの更新を行ってみることにしました。
各種ドライバの更新が完了したので再度手動でビルドアップデートを実施します。
さて、更新はうまくいくのでしょうか・・・。
ビルドアップデート成功!
無事にビルドアップデートが成功しました。結果的にビルドアップデートが失敗していたのは、ドライバが古いことが原因だったようです。使用頻度が少ない場合は部品の劣化が少ないです。しかしながら、各種更新作業が滞っている状態となるため、まとめて更新すると不具合が生じることもあります。可能な限り定期的にパソコンを使用することが理想的ですね。今回はWindowsUpdateの他に、NEC製パソコンのためLAVIEアップデートも最新の状態まで実施いたしました。
アップデートは不具合防止やセキュリティ向上を目的としています。分かる範囲でソフトの更新は行っておきましょう。心配であれば当社でアップデートのお手伝いもいたします。お気軽にご相談くださいませ。
パソコン修理はPCホスピタルにお任せください
修理対応 | 出張/持込/宅配 |
---|---|
対応エリア | 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国15店舗/宅配修理は全国47都道府県 |
実績 | 年間10万件以上サポートの実績。様々なメーカー製パソコンの修理実績を当サイト掲載中 |
作業料金 | パソコン修理は3,300円~から |
「OSのアップデート」の修理実績
Windows Updateに失敗してログインできないトラブルの修理事例
Windows updateに失敗してログインできないトラブルの修理を行いましたので事例をご紹介いたします。
続きを見るご依頼いただいたお客さまの情報
都道府県 | 愛知県 | 市区町村 | 名古屋市中川区 | 年齢 | 40代 | 性別 | 女性 |
---|
※上記以外の地域にお住まいの方でもサポートサービスをご利用いただけます。
今回のサポートをおこなった店舗の情報
PCホスピタル 名古屋店
連絡先
所在地
〒461-0033 愛知県名古屋市東区大松町5-2 林レジデンス 1F
大きな地図で見る