この度はiMacのHDD故障について事例をご紹介いたします。
今回のMacは両面テープで取り付けられているガラスを外さなければ、HDDが交換できない機種のため専用の両面テープを手配し到着してからの作業となりました。
すでにビンテージ品となっている機種のため弊社でも部品保証なしでの修理となりますが、HDDが故障している診断結果であったためHDD交換リカバリーで作業をご案内し作業を実施しております。
それではまず修理の流れについてご説明してまいります。
①ガラスを本体から外すために、両面テープを切り離す
ピザカッターのような専用の工具があり、ガラスと本体の隙間を何往復かすると両面テープが切れます。（※細いカードでも可能ですが、奥に押し込み過ぎないこと）
②別角度から
上部・左右の両面テープを外すと慎重に画面を下げるのですが、ここで要注意。
ディスプレイにつながるケーブルをロジックボードと外さないとコネクタ破損につながります。
③2本のケーブルを慎重に外す
※一つはロックがあるので外してから引き抜くこと。
これで無事ガラス（ディスプレイ）が取り外しできます。
④ガラス（ディスプレイ）取り外し後
（※本来は下部も外しますが、一旦見やすいようにつけたままにしてしております）
ようやくHDDにたどり着きます。
ここからはHDD付近に四か所の星形ネジでHDDを固定しているカバーがついており、そちらを外すとHDDがSATAケーブルから引き抜くことができるようになります。
⑤HDD交換後
新品HDDへ交換。この場合、同等容量のHDDでも、大きい容量やSSDへ交換することも可能です。
⑥OSのインストール
『command (⌘) + R』キーを長押して電源を投入。
ディスクユーティリティにてHDDのフォーマット後、無線LANへ接続しOSのインストール（インターネットリカバリー）を開始。
OSが自動的に選択されるため、今回はMacOS・Catalina 10.15の最新OSとなっています。
⑦無事起動
起動確認を行った後、改めて専用両面テープでガラス（ディスプレイ）を固定し修理を完了しております。
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「起動しない」の修理実績
パソコンが起動しない、自動修復を繰り返すトラブルの修理
今回ご依頼いただいたのは、起動せず自動修復を繰り返すトラブルでお伺いいたしました。
続きを見るご依頼いただいたお客さまの情報
| 都道府県 | 東京都 | 市区町村 | 国立市 | 年齢 | 30代 | 性別 | 男性 |
|---|
※上記以外の地域にお住まいの方でもサポートサービスをご利用いただけます。
今回のサポートをおこなった店舗の情報
PCホスピタル 東京国分寺店
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所在地
〒185-0011 東京都国分寺市本多 4-11-2 ベルコンフォート1F
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