パソコンでトラブルに見舞われた際に、ご自身でも試せることの一つをご案内したいと思います。
今回はノートパソコンで液晶パネルの不具合や不注意で割ってしまい、電源は入るがディスプレイに正常に映らなくなったPCからデータのバックアップも取れる方法です。
修理に出すとしても、メーカー修理などであれば事前にバックアップはお客様自身で行ってくださいと言われて困ったなどお話聞くことあります。
その際に有効な手法かと思います。
そもそも外部出力とはパソコンへ外部モニターを接続し、映像の信号をそっちへ送って画面を表示するという機能です。
マルチディスプレイと呼んだりもしますね。
手順としては
1.モニターを用意
2.接続する端子・ケーブルを確認、用意
3.接続しマルチディスプレイモードへ切り替え
目次
1.モニターを用意する
根本的に映し出す先のモニターが必要です。
デスクトップPC用のモニターがあればベストですが、ノートパソコンをご使用ですと持っていないことの方が多いと思います。
ご安心ください。
普段テレビを見ている液晶TVでも大丈夫です。
今回はデスクトップ用のモニターとD-subケーブルがありましたのでそちらを使用します。
2. 接続する端子、ケーブルを確認
モニターの確保が出来れば、接続する際のケーブルを確認します。
ノートパソコンの横には電源コードやUSB端子など色々な差込口があるのはご存知だと思いますが、その中の映像出力端子を使用します。
映像出力端子として多いのが、D-Sub15ピンやHDMIとなります。
HDMI端子はDVDレコーダーなどでも使用するケーブルなので身近かもしれません。
下の写真ではHDMIとD-subの2つがありますが、やはり機種により変わります。
モニターとして液晶TVを使用する場合は、HDMIケーブルを使用するほうがケーブルの汎用性が高く簡単かと思います。
パソコン本体側にHDMI端子がない場合も、D-SubとHDMI端子を変換するアダプタも売っています。
パソコンの外部出力端子とモニター側の入力端子を確認し 、合うものを用意ください。
3. 接続しマルチディスプレイモードへ切り替え
パソコンの電源を入れて、ケーブルを接続してみましょう。
特に何もせずすぐにモニターに出力できる場合もあります。
出ない場合は、キーボード操作で [Windows] + [P] が マルチディスプレイのショートカットキーですので何度か押してみてください。
これで映れば、液晶パネル以外は問題ありませんので、今の間にUSBメモリなどへデータのバックアップなどを行ってしまいましょう。
また、普段から2つのモニターで使用するのもお仕事だと特に効率があがりオススメです。
今後、トラブルにあった際の知識として覚えて頂ければと思います!
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